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大阪公立大学の小論文

大阪公立大学の小論文

小論文を課す学部・日程

大阪公立大学で小論文の試験が課されるのは、以下の学部・日程です。
【 文系学部 】 法学部(後期)、文学部(後期)
【 理系学部 】 農学部(後期)、現代システム科学域(英・小論型)(前期)

 

法学部(後期日程)の小論文


大阪公立大学法学部の小論文は、2題構成。 法学や政治学、社会学に関する文章を読んで、それぞれ2問の設問に答える形式です。 設問は、文章の内容理解を問う問題と、自身の意見論述問題が出題されます。 意見論述問題は、法学的な立場から考えるものも出題されています。 記述量は、内容説明問題が200〜400字程度、意見論述問題が300〜600字程度です。

【 過去の出題例 】
筆者の見解を踏まえて、法の支配の限界について500字程度で説明する。
(2022年度・第2問・問2)

文学部(後期日程)の小論文


大阪公立大学文学部の小論文は、1題構成。 文化学、言語学など、様々な文章を読み、3問の設問に答える形式です。 設問は、内容説明問題や、筆者の主張を踏まえた自身の意見論述問題で構成されています。 分量が多く、例年5〜6ページの文章が出題されています。 記述量は、内容説明問題が100〜300字程度、意見論述問題が500字程度です。

【 過去の出題例 】
境界線を編み直すことで新たな「現実」を創出してみたいと思うことを挙げ、その意義について500字以内で論述する。
(2022年度・第3問)

農学部(後期日程)の小論文


大阪公立大学農学部(後期日程)の小論文は、1題構成。 遺伝子学などの生物学に関する文章を読み、筆者の主張を踏まえた自身の意見論述問題です。 出題される文章は、例年1ページほどで、新聞記事からの引用が出題されることもあります。 記述量は、600字〜800字程度です。

【 過去の出題例 】
科学技術と人間が共生するために科学者が果たすべき役割について、600字以上800字以内で自身の考えを論述する。
(2022年度・問題)

現代システム学域(英・小論型)(前期日程)の小論文


大阪公立大学現代システム学類(英・小論型)(後期日程)の小論文は、2題構成。 教育や福祉などの社会問題に関する文章を読み、3問の設問に答える形式です。 設問は、文章の内容理解を問う問題と、自身の意見論述問題が出題されます。 内容理解問題は、文章中に挿入されている図やグラフの読み取りも要求されます。 記述量は、内容説明問題が100〜150字程度、意見論述問題が400〜450字程度です。

【 過去の出題例 】
教育と労働市場に双方向型の橋が架けられるとどのような社会になるか、450字以内で筆者の意見を整理し、自身の考えを論述する。
(2022年度・第1問・問3)

 

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