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関大の段落整序問題
関西大学英語の概要
関西大学の英語は、[T]、[U]、[V]の3題構成。 [T]はAとBの2セクション、Aで会話文問題が、Bで段落整序問題が出題されます。 [U]は長文総合問題、主に空所補充問題と内容説明問題が出題されます。 [V]も長文総合問題、主に下線部説明問題と内容説明問題が出題されます。
段落整序問題の概要
段落整序問題は、語句整序問題に変わって登場した、2009年度入試からの新形式。
A〜Fの6つの文章を正しく並び替えて英文を完成させる問題です。
出題される英文は、多くの関西大学受験者にとって決して難しくないレベルの英文です。
解答形式は、1番目にくるもの、2番目にくるものを答える形式ではなく、Aの次にくるもの、Bの次にくるものを答える形式です。
Aの次がC、Fの次がE、などとペアを作っていき、最後に全体を並べるようにしましょう。
また、並べた順番をメモすることで、マークミスをなくしましょう。
段落整序問題の問題数は6問。
関西大学の英語は全問配点が4点なので、このセクション全体での点数は24点となります。(総得点の12%)
例年正答率の高いセクションなので、練習を積むことで、満点を目指しましょう。
段落整序問題の攻略
論理語とは、文同士、段落同士の関係を示す語句です。
例えば、alsoという論理語は前後が並列関係にあることを、on the other handという論理語は前後が対比関係にあることを示します。
このような論理語が段落の頭に出てきたら、チェックをつけ、整序の大きなヒントとしましょう。
指示語は、一度出てきた名詞に使われる語です。
ということは、指示語の指す内容は、その前に登場していなければならないということになります。
指示語の指す内容→指示語という順序になるように、段落をつなげていきましょう。
時間を示す語句(in 1945、last weekなど)も注目すべき点です。
話題は通常、過去→現在→未来という風に時間軸に沿って進んでいきます。
(もちろん、現在の話があって、その後過去を振り返るという場合もあります。)
時間を示す語句にはチェックをつけ、整序の判断材料としましょう。
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正確な情報は、関西大学過去問等によりご確認ください。