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大阪教育大学の小論文

大阪教育大学の小論文

小論文を課す学部・日程

大阪教育大学で小論文の試験が課されるのは、以下の学部・日程です。
【教員養成課程】
小中教育専攻(学校教育コース・社会科教育コース・家政教育コース)(前期)
小中教育専攻(国語教育コース)(後期)
中等教育専攻(社会科教育コース・家政教育コース・技術教育コース)(前期)
特別支援教育専攻(前期・後期)、小学校教育専攻(昼間コース・夜間5年コース)(前期)
【養護教諭養成課程】
(前期)
【教育協働学科】
教育心理科学専攻(前期・後期)
グローバル教育専攻(多文化リテラシーコース)(前期)、健康安全科学専攻(前期)

 

小中教育専攻(学校教育コース)(前期日程)の小論文


大阪教育大学教員養成課程小中教育専攻学校教育コース(前期日程)の小論文は、2題構成。 設問1は教育学、社会学などに関する文章を読んで、著者の見解の要約と自身の意見を論述する問題です。 設問2は教育に関するグラフなどの資料や文章から、読み取れることをまとめ、自身の意見を論述する問題です。 それぞれの論述量は、約600字です。

【 過去の出題例 】
筆者が考える子どもの意思決定の特徴を説明し、それに対する自身の意見を600字以内で述べる。
(2023年度・設問一)

小中教育専攻・中等教育専攻(社会科教育コース)(前期日程)の小論文


大阪教育大学教員養成課程小中教育専攻・中等教育専攻社会科教育コース(前期日程)の小論文は、2題構成。 国勢調査などの資料から、読み取れることをまとめ、問題点などを論述する問題や、 社会学、心理学に関する文章を読み、自身の意見を論述する問題が出題されます。 論述量は、どの形式の問題も600字から800字です。

【 過去の出題例 】
男女の雇用や育児時間の変化に関する資料から、近年の日本社会における夫婦の役割分担の特徴を600字以上800字以内で論じる。
(2022年度・設問2)

小中教育専攻(国語教育コース)(後期日程)の小論文


大阪教育大学教員養成課程小中教育専攻国語教育コース(後期日程)の小論文は、2題構成。 和歌や詩などに含まれる、表現上の技法やその効果についての説明が出題されます。 後期日程の小論文試験は、2021年度より実施されていますが、2017年の改組前は前期日程で出題されており、その際は古文や小説からも出題されています。

【 過去の出題例 】
詩の解説文を手がかりに、自身なりの鑑賞文を700字から800字で書く。
(2023年度・問二)

小中教育専攻・中等教育専攻(家政教育コース)(前期日程)の小論文


大阪教育大学教員養成課程小中教育専攻・中等教育専攻家政教育コース(前期日程)の小論文は、2題構成。 食生活などに関するグラフなどの資料や文章から、読み取れることや自身の考えを論述する問題です。 2題とも資料の読み取りを課されることが多いですが、2017年度や2020年度は、文章も出題されています。

【 過去の出題例 】
文章内の「豊かな社会」はSDGsとどのように関連していると思うか、400字以内で自身の考えを述べる。
(2023年度・設問2・問2)

特別支援教育専攻(前期日程)の小論文


大阪教育大学教員養成課程特別支援教育専攻(前期日程)の小論文は、2題構成。 2020年度までは90分で1題構成でしたが、2021年度以降は、120分で2題構成。 1題構成でも2題構成でも、障害者に関する文章などを読んで、筆者の見解をまとめ、自身の考えを論述する問題です。 障害を持つ児童、学生に対して、教育の場でどのように対応するかなどが多く問われます。 論述量は、それぞれ600字から800字です。

【 過去の出題例 】
授業を「studyする」ことの重要性について、600字から800字で自身の意見を述べる。
(2023年度・設問1)

特別支援教育専攻(後期日程)の小論文


大阪教育大学教員養成課程特別支援教育専攻(後期日程)の小論文は、1題構成。 前期同様、障害者に関する文章などを読んで、筆者の見解をまとめ、自身の考えを論述する問題です。 ただし、2021年度入試では文章ではなく、図のみが提示されたため、資料の分析の練習も必要となります。 障害を持つ児童、学生に対して、教育の場でどのように対応するかなどが多く問われます。 論述量は、600字から800字です。

【 過去の出題例 】
通常の学級と連携して通級による指導を進めるために必要な視点について、自身の考えを600字から800字で述べる。
(2023年度・設問)

小学校教育専攻(昼間コース・夜間5年コース)(前期日程)の小論文


大阪教育大学教員養成課程小学校教育専攻昼間コース・夜間5年コース(前期日程)の小論文は、2題構成。 2023年度入試では、1題構成でしたが、傾向は例年通りでした。 教育学や児童心理学などに関する文章を読んで、自身の意見を論述する問題です。 2019年度以降は、資料も出題されるようになり、資料の分析の練習も必要となります。 論述量は、それぞれ約800字です。

【 過去の出題例 】
「子どもたちの成熟」を支援するために必要な教師としての取り組みについて、自身の意見を800字以内で述べる。
(2023年度・問)

養護教諭養成課程(前期日程)の小論文


大阪教育大学養護教諭養成課程(前期日程)の小論文は、2題構成。 教育学や心理学などに関する文章を読んで、その要約と自身の意見を論述する問題が出題されます。 2018年度、2021年度は、文章に関連する資料も付随しており、資料の分析の練習も必要となります。 論述量は、それぞれ600字から800字です。

【 過去の出題例 】
筆者の主張する「健康病」の是非を述べ、自他の健康を保持増進するためにすべきことを、600字以内で述べる。
(2023年度・設問2)

教育協働学科教育心理科学専攻(前期日程)の小論文


大阪教育大学教育協働学科教育心理科学専攻(前期日程)の小論文は、1題構成。 心理学などに関する文章を読んで、400字から500字で要約し、自身の意見を800字以内で述べる構成です。 2020年度は文章を補助するための図が付随されました。 総論述量は、1200字程度です。

【 過去の出題例 】
「ほめるとモチベーションが高まる」という主張に対する自身の考えを800字以内で述べる。
(2021年度・問2)

教育協働学科教育心理科学専攻(後期日程)の小論文


大阪教育大学教育協働学科教育心理科学専攻(後期日程)の小論文は、1題構成。 心理学などに関する文章を読んで、400字から500字程度で要約し、自身の意見を800字以内で述べる構成です。 2020年度、2021年度は文章を補助するための図が付随されており、資料の分析の練習も必要となってきています。 総論述量は、1200字程度です。

【 過去の出題例 】
教育格差の問題に対して社会はどう対処していけばよいか、自身の意見を800字以内で述べる。
(2023年度・問)

教育協働学科グローバル教育専攻(多文化リテラシーコース)(前期日程)の小論文


大阪教育大学教育協働学科グローバル教育専攻多文化リテラシーコース(前期日程)の小論文は、2題構成。 文化学や芸術学などに関する文章を読み、筆者の考えの要約や、自身の意見の論述問題が主に出題されます。 ただし、2019年度では和歌の解説文、2018年度は詩の鑑賞文の作成など、様々なタイプの文章の作成を要求されることもあります。

【 過去の出題例 】
文章を要約した上で、歴史と文学の違いについて具体例を挙げつつ自身の考えを600時以降800字以内で述べる。
(2022年度・設問一)

教育協働学科健康安全科学専攻(前期日程)の小論文


大阪教育大学教育協働学科健康安全科学専攻(前期日程)の小論文は、2題構成。 設問1では、公衆衛生や食品管理などがテーマの文章を読み、その要約と、自身の意見の論述する問題が出題されます。 また、設問2では資料が提示され、そこから分かることと自身の意見論述問題が出題されます。論述量は、それぞれ600字程度です。

【 過去の出題例 】
文章の要旨をまとめ、日常生活における運動の導入について自身の意見を600字以内で述べる。
(2023年度・設問1)

 

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