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神戸大学の小論文

神戸大学の小論文

小論文を課す学部・日程

神戸大学で小論文の試験が課されるのは、以下の学部・日程です。
【 文系学部 】 文学部(後期)、国際人間科学部(後期)、法学部(後期)
【 理系学部 】 理学部(後期)
※ 国際人間科学部環境共生学科は文科系受験の場合のみ小論文が課されます。

 

文学部(後期日程)の小論文


神戸大学文学部(後期日程)の小論文は、1題構成。 社会学、歴史学、芸術論などに関する文章を読んで、3問の問題に答える形式です。 問1、問2は、文章の内容理解を問う問題、問3は、自身の考えを論述する問題です。 2021年度入試での配点と論述量は、問1が40点、300字以内、問2が60点、400字以内、問3が100点、800字以内でした。

【 過去の出題例 】
「学ぶ」とはどのような営みか、文章の内容を踏まえ、自身の考えを800字以内で論じる。
(2019年度・問3)

国際人間科学部グローバル文化学科(後期日程)の小論文


神戸大学国際人間科学部グローバル文化学科(後期日程)の小論文は、1題構成。 文章を読んで、3問の問題に答える形式です。 問1、問2は、文章の内容理解を問う問題、問3は、自身の考えを論述する問題です。 2021年度入試での配点と論述量は、問1が30点、100字以内、問2が50点、250字以内、問3が120点、1000字以内でした。

【 過去の出題例 】
ある国や地域の文化が世界においてどのように理解されるか、具体例を挙げつつ1000字以内で論じる。
(2019年度・問3)

国際人間科学部発達コミュニティ学科・環境共生学科・子ども教育学科(後期日程)の小論文


神戸大学国際人間科学部発達コミュニティ学科・環境共生学科・子ども教育学科(後期日程)の小論文は、1題構成。 文章を読んで、4問の問題に答える形式です。 問1〜問3は、文章の内容理解を問う問題、問4は、自身の考えを論述する問題です。 2021年度入試での配点と論述量は、問1が30点、100字以内、問2が40点、150字以内、問3が80点、400字以内、問4が100点、800字以内でした。

【 過去の出題例 】
「習慣」と「自己」とはどのような関係にあるのか、自身の意見を600字以内で論じる。
(2020年度・問4)

法学部(後期日程)の小論文


神戸大学法学部(後期日程)の小論文は、法律、政治に関する数点の資料を読んで、与えられた問題に答える形式です。 問題は1問で、論述量は1000字程度です。 資料を読み込むことは必要ですが、単なる資料のまとめに終わるのではなく、資料から読み取れることを論理的にまとめあげなくてはなりません。 また日ごろから、時事問題について見識を深めておく必要があります。

【 過去の出題例 】
内閣総理大臣や政治家による官僚への影響力が強まったことについて、長所と弊害を1000字以内で論じる。
(2021年度)

理学部物理学科(後期日程)の小論文


神戸大学理学部物理学科(後期日程)の小論文は、3題構成。 力学、電磁気、波動に関する問題が出題されることが多く、計算や図示、説明問題などの小問2〜5問で構成されています。 説明問題では、雨粒の落下などの実際の現象を、与えられた資料から物理学的に考察し、論理的に説明する力が必要とされます。 また、字数指定がないため、説明するために必要な要素を過不足なく論述するには、物理に関する十分な知識が求められます。

【 過去の出題例 】
雨粒が落下する速さを測定するためには、どのような実験をすればよいか、具体的な実験方法を考えて説明する。
(2019年度・T・問3)

 

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正確な情報は、神戸大学過去問等によりご確認ください。

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