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近畿大学の公募推薦入試
推薦入試の中でも注目度の高い近畿大学の公募推薦入試について紹介します。
2022.07.02更新
枠が大きい
近畿大学の公募推薦入試、正式には推薦入試(一般公募)の一番の特徴は、なんといってもその枠の大きさです。 昨年度の合格者数を見てみると、一般入試・前期(A日程)が15,066名、一般入試・前期(B日程)が6,176名なのに対して、推薦入試(一般公募)は10,951名。(令和4年度入試) 一般的な推薦入試と比べると、枠が大きい入試です。

受験するには?
受験資格として、学校長の推薦は求められているものの、評定平均の高さは求められていません。 学校の成績が悪いからどうせ受けられないだろうなどと思い込まずに、まずは担任の先生に相談してみましょう。 また一浪であれば、浪人生の受験も可能です。
試験日程は?
令和5年度入試では、情報学部、法学部、経営学部、建築学部、薬学部、生物理工学部、工学部の試験日が11月19日と20日に、経済学部、理工学部、文芸学部、総合社会学部、国際学部、農学部、産業理工学部、短期大学部の試験日が12月3日と4日に設定されています。 それぞれ、出願期間は試験日の約10日前まで、合格発表日は試験日の約10日後に設けられています。
受験科目は?
基本的に2科目です。1科目は英語、もう1科目は学部により異なり、国語、数学、理科のいずれかを課されます。
推薦入試によく見られる面接や小論文は、一部の学部を除いて課されません。
受験するために特別な対策が必要ありませんから、敷居の低い推薦入試だと言えます。
■ 各学部ごとの試験科目(令和5年度)
合格ラインは?
文系学部の多くでは、合格ラインが70%台、もしくは80%台。
理系学部の多くでは、合格ラインが50%台、もしくは60%台。
学部・学科によって合格ラインは大きく異なります。
■ 近大公募の合格最低点
近大志望者はぜひ
この公募推薦入試、枠が大きいこともあり、合格ラインは一般入試とさほど変わりません。 近大志望者としては、受験チャンスが増えるわけですからぜひ受験しましょう。 また仮に合格しなかったとしても、一度受験したという経験は一般入試を受験する際に役立つはずです。
対策はどうすれば?
高校3年生の夏までは、基礎力を充実させることに力点を置きましょう。
そして直前期には入試問題、または同形式の問題で演習を行うことが重要です。
近大の入試問題にははっきりとした傾向があり、各設問への対策法を身につけることで、偏差値以上の点数をとることができるからです。
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このページの情報は、令和5年度入試向けの情報です。
正確な情報は、近畿大学公式サイトよりご確認ください。