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入試分析(立命館大学)

入試分析(立命館大学)

立命館大学入試の英語・数学・国語について、その試験時間、問題構成、解答形式、傾向と対策を掲載しています。立命館大学に受かりたい人必見です。

立命館大学の英語

 試験時間
80分

 問題構成
6問構成
第1問 長文総合問題
第2問 長文総合問題
第3問 会話文問題
第4問 文法・慣用句問題
第5問 語句整序問題
第6問 語彙問題

 解答形式
全問マークセンス方式

 傾向と対策
第1問は、700〜750語程度の英文を読んで、その内容理解を試す問題。 内容一致問題、タイトル選択問題が出題される。 内容一致問題では、各選択肢が本文の内容に、一致するか、一致しないか、判断しかねるか、という独特の問題が出題される。

第2問は、600〜650語程度の英文を読んで、その内容理解を試す問題。 空所補充問題、指示内容選択問題が出題される。 問題を解くにあたっては、第1問と違って、必ずしも全文を読む必要はない。空所の前後からまずは答えを推測しよう。

第3問は、[1]と[2]の2部構成。 [1]は短い対話を、[2]はやや長い対話を完成させる問題。 基本的な会話表現を覚え、会話文問題を使って会話の流れを掴む練習をしよう。

第4問は、[1]と[2]の2部構成。 [1]は基本的な文法知識を問う、短文空所補充問題。 [2]は下線部の中から誤りを含むものを選択する問題。 [1]の問題は、関西学院大学の文法問題と同形式であるが、難易度は立命館大学の方が易しい。

第5問は、7つの選択肢を並び替えて英文を完成させる問題。 第6問は、語彙力を問う、短文空所補充問題。 第5問では、書かれている日本語に引きずられず、その日本語が何を言わんとしているかを把握することが重要。

立命館大学の数学(文系学部)

 試験時間
80分

 問題構成
3問構成 TA・UBから出題
※ 数学Bは「数列」・「ベクトル」からの出題

 解答形式
穴埋め式が2題、記述式が1題

 傾向と対策
頻出単元は微分法・積分法、ベクトル、数列、確率。 第1問は小問集合で、例年3問出題される。 頻出単元はもちろん、公式・定理の基本事項を理解し、扱えるようになっておくこと。 空所だけでなく、文章をよく読んで要求されている事柄を正しく把握することが大切。

第2問では、「商品Sの3年後の価格の期待値を求めよ(2012年度・文系特定科目)」といった、具体的な事例について数学的に考える問題が出題される。 数値だけ注目するのではなく、日本語の文章をよく読み、何を求めたらよいのか意識して問題に臨むこと。

第3問は記述式の問題で、微分法・積分法からの出題が多い。 例年3〜5問の小問で構成され、証明問題も出題される。 各小問の関わりを考え、前問の解答を以降の問題にどう利用できるか、意識して解き進めていきたい。

立命館大学の数学(理系学部)

 試験時間
100分

 問題構成
4問構成 TA・UB・VCから出題
※ 数学Bは「数列」・「ベクトル」、数学Cは「行列とその応用」・「式と曲線」からの出題

 解答形式
全問穴埋め式

 傾向と対策
様々な単元から出題され、特定単元に偏らない幅広い学習が大切。難問・奇問の類はないが、その分基礎的な計算力や図を用いた丁寧な解法が要求されるものが多い。空所補充問題の誘導の意図をしっかり理解し、計算や図を描きつつ解き進める必要がある。

立命館大学の国語

 試験時間
80分

 問題構成
第1問 現代文
第2問 現代文
第3問 古文
第4問 漢文
※ 文学部以外は第3問まで。文学部は第1問・第3問が必須で第2問・第4問のどちらかを選択。

 古典の有無
古文は全ての学部で必須。漢文の独立問題は文学部の選択問題にしかないため、漢文を使わずに受験することも可能。

 傾向と対策
第1問、第2問のどちらかの大問で評論が出題され、もう一方の大問では評論や随筆、小説、新聞記事など、多岐に渡る種類の文章から出題される。 日ごろからジャンルにこだわらず、様々な文章に触れておきたい。

空所補充問題や内容真偽問題、文学史問題などがマークセンス方式、漢字問題、抜き出しによる空所補充問題などが記述方式で出題される。

第3問の古文では、『源氏物語』(2013年度)や『大鏡』(2012年度)など、有名作品が出題されることが多いため、文学史の知識が読解の手助けとなることがある。 主に現代語訳が記述式、文法問題や内容説明問題などがマークセンス方式で出題される。

動作の主体に関する問題は頻出。 古文を読む際、日ごろから登場人物と場面の整理を意識して読解する習慣をつけておきたい。

第4問の漢文では、漢字の読み、空所補充問題が記述式、書き下しなどがマークセンス方式で出題される。 出題される文章は比較的読みやすいものであることが多い。 設問の難易度も標準レベルであるため、句法や重要語句を確実に理解しておきたい。

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