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入試分析(神戸大学)

入試分析(神戸大学)

神戸大学の英語

 試験時間
80分

 問題構成
4問構成
長文総合問題 3問
英作文問題  1問

 傾向と対策
長文総合問題での総語数は1500語前後。 [T]、[U]では論説文が、[V]では会話を含む物語文が、例年出題されている。 問題は、語句補充問題、言い換え問題などの選択式問題、下線部和訳問題や内容説明問題などの記述問題から構成されており、 どの大問にも下線部和訳問題が含まれている。

英作文問題は、和文英訳、自由英作文、グラフの読み取りなど毎年異なった形式で出題されている。 どの形式の問題が出題されるかは予測不可能であり、受験生は和文英訳、自由英作文、両方の練習をすることが求められる。

長文総合問題が3題に、英作文問題が1題という問題構成にも関わらず、試験時間はわずか80分しかない。 時間配分に十分注意しながら効率良く問題を解くことが必要である。

神戸大学の数学(文系学部)

 試験時間
80分

 問題構成
3問構成

 傾向と対策
解答形式は全問記述式の問題。 配点が明示されており、各大問25点と均等な配分になっている。 各大問は例年約3題の小問で構成されている。 何のためにその小問があるのか、問題の誘導を意識して取り組むことが重要。

頻出単元は微分法・積分法、ベクトル、数列、確率。 難問や奇問が出題されることはほぼないが、その分、正確に計算をこなす力が重要になる。 典型問題等を多くこなすことで公式を正しく理解し、運用できるようにしておこう。

論証問題はほぼ毎年出題されている。 論理的に文章を組み立てているかも採点の基準になるため、式の羅列にならないよう注意して記述に臨むこと。

神戸大学の数学(理系学部)

 試験時間
120分

 問題構成
5問構成

 傾向と対策
解答形式は全問記述式で、5問出題される。 配点が明示されており、各大問30点と均等な配分になっている。 各大問は約3問の小問で構成されている。 前問で求めた数値等が、以降の問題でどのように利用できるか、誘導の意図を意識して問題に臨むことが大切。

図形と方程式、微分法・積分法、ベクトル、確率が頻出単元。 特に微分法・積分法はほぼ毎年出題され、2問以上出題されることもある。 2013年度入試では、3問が微積分から出題された。 難問・奇問が出題されることが無い分、丁寧に解ききる計算力が重要になる。

論証問題が出題されることも多い。 論理的に記述が展開できているかも採点の基準となる。 ただ式を並べただけの答案にならないよう、「何故そうなるのか」等を意識した答案作成を心がけること。 日ごろから典型問題等を多くこなすことで、利用できる解法を多く身につけておきたい。

神戸大学の国語

 試験時間
100分(経営学部は80分)

 問題構成
3問構成(経営学部は2題)
第1問 評論文(80点)
第2問 古文(40点)
第3問 漢文(30点)
(経営学部は第2問まで)

 傾向と対策
第1問は評論が出題される。 設問数は例年5問。 問1は漢字問題で問2から問4は内容説明問題。 内容説明問題で求められる記述量は80字〜160字程度。 本文も例年約5000字と文章量が非常に多く、短い時間で素早く文章の論旨を把握する必要がある。

本文全体の論旨を踏まえた上での論述問題も出題される。 抽象度の高い文章が出題されることが多い。 日ごろから難解な文章に触れ、論旨を的確にまとめる練習をしておきたい。

第2問は古文が出題される。 設問数は例年5〜6問。 助動詞や主語などに関する基本的な文法問題も問われるが、現代語訳や登場人物の心情理解など、記述問題への対応が重要である。 文章の要約を問われることもあるため、全体を正確に読解する力が必要。

第3問は漢文で、設問数は例年4〜5問。 書き下し、現代語訳、内容説明、心情説明、語句の抜き出しなどの問題が出題される。 指示語の指示内容を問う問題が例年出題されている。 基本句形・重要語句を確実に身につけることはもちろん、記述問題の練習も必要となる。

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